JBVP一般社団法人 日本臨床獣医学フォーラム
Japanese Board of Veterinary Practitioners

犬の病気骨盤骨折

原因

犬の骨折のなかでも多くを占め、交通事故など外部からの力によるものが圧倒的に多い。通常は複数の骨が骨折している。

症状

後肢をひきずる、歩行ができないなどの運動障害がみられ、あわせて排尿、排便の障害もみられることが多い。したがって、椎間板の疾患ときちんと診断して区別する必要がある。

治療

レントゲン検査で確認し、あわせて骨盤腔内の臓器の異常、その他内臓の異常を確認し、あまり障害が激しくない場合には固定とレストのみで治療し、激しい骨折の場合には手術を行う。