1.体温,2.心拍数(脈拍数),3.呼吸数については,従来から行われ評価されてきた項目ですが,近年では,これに4.痛みの評価が加わり,さらに最近になって5.栄養評価も追加されました.
良好な栄養状態は伴侶動物の生活の質を向上させ,ご家族の満足度にも大きく貢献します.WSAVA(世界小動物獣医師会)は2013年に,この栄養状態の評価法に関するガイドラインを作成するとともに臨床現場ですぐに役立つツールキットも合わせて公開しました.
WSAVAの構成団体の1つであるJBVPでも,このコンセプトに基づいてツールキットの日本語版を作成しました.
当会HPからダウンロードが可能となりましたので,各病院内において活用して頂きたいと思います.