犬の病気脂肪腫 犬では8歳以上の老犬に比較的多くみられる。皮下の脂肪が無制限に増殖して大きな脂肪のかたまりを作る良性の腫瘍である。雌に若干多い。切除すれば完治するが、心臓がわるいなどの理由で手術が危険なものでは放置することもある。同じ脂肪腫でも四肢の筋肉の中に入り込むタイプのものでは、簡単に切除できないので断脚が必要になることもある。 また、まれではあるが脂肪肉腫という脂肪由来の悪性度の高い腫瘍もある。浸潤や転移がみられ切除できないこともある。 毛包腫瘍 血管外膜細胞腫