犬の病気三尖弁閉鎖不全症 三尖弁は右心房と右心室の間の弁で、実際多くの犬にこの弁の異常は見られるが、激しい心不全の症状を示すものはまれである。したがって、やはり僧帽弁閉鎖不全症に引き続いた肺動脈高血圧があって、三尖弁が異常になったときなどに症状が強く出る。右心不全となるため症状はフィラリア症などと同じで、胸水、腹水などが中心である。 肺動脈高血圧 先天性の奇形