眼球内に水がたまって圧が高まり、牛の眼のように大きく突出してくる病気で、眼の中の炎症などに引き続き起こる。急性のものでは眼の痛みが激しく涙も多い。結膜や角膜にも腫れがみられる。視力は低下する。慢性のものでは激しい痛みなどはなくなるが、角膜には新しい血管ができたり、レンズは白内障になったりはずれ落ちたりしている。
急に起こった場合は直ちに病院に行き治療を開始する必要がある。この場合は薬物で眼の内圧を下げる。また慢性のものや、急性期の薬物治療を続けていたものでは、外科手術も専門医によって行われる。