老年性の変化あるいは糖尿病など代謝性の変化、あるいは外傷に引き続きで眼のレンズが白く濁り、視力が低下する病気。したがって歩行も困難になり、ものにぶつかるなどの危険もある。
薬物による病気の進行を遅らせる治療があるがすべての例で有効なわけではない。レンズを取り除く手術や、白内障治療のための手術もあるので、専門医に紹介してもらい、ベストの治療法を探すのもよい。白内障があっても動物は通常の生活にはそれほどの支障はないようである。ただ眼がみえにくいため、急に手などを顔の前に持って行くと攻撃性を示したりこわがることがあるので、扱いには十分気をつけなくてはならない。