| ■セレモニー
開会式 18日(土) 11:45-12:00 〈鶴〉
ウェルカムパーティ 18日(土)19:00-20:45 〈芙蓉 東・中〉
参加費 5,000円
01 「JBVPスペシャルシンポジウム」 発表演題:「20歳を超えての在宅治療 ?甲状腺機能亢進症,腎臓病の猫タマちゃん」石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都)
26日(土)10:00-10:45 宴会場階〈芙蓉 中〉
02 JBVPスペシャルシンポジウム 発表演題:腎不全の在宅治療を考える山崎堅一 / 山崎どうぶつ病院(埼玉県) アドバイザー:石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都),松原孝子 / 一般社団法人 日本動物看護職協会 26日(土)12:10-13:10 宴会場階〈芙蓉 中〉
[ランチョンセミナー]定員250名 事前申込み制
03 育ちゆく子供たちと伴侶動物 −動物介在教育AAEの現場から−
柴内裕子 / 赤坂動物病院(東京都)27日(日)10:00-10:45 宴会場階〈芙蓉 中〉
人と動物との絆に関わる正しい用語と,日本におけるCAPP活動による動物介在教育の,今日までの製菓について報告する.
04 人・動物・自然(地球)を大切にする教育とボンド・センタード・プラクティス
加藤 元 / ダクタリ動物病院グループ(東京都)27日(日)11:05-11:50 宴会場階〈芙蓉 中〉
05 JBVPスペシャルシンポジウム 発表演題:ライスちゃんのしんぞう病 −みんなの強い絆が命を救った−
佐藤 浩 /日本獣医生命科学大学,獣医総合診療サポート Intermedvet(東京都) アドバイザー:若尾義人 / 麻布大学,松原孝子 / 一般社団法人 日本動物看護職協会 27日(日)12:10-13:10 宴会場階〈芙蓉 中〉
[ランチョンセミナー]定員250名 事前申込み制
4年前にホームドクターにて僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)という心臓病が診断されていたライスちゃんは最近,運動量の低下(疲れやすい)がよく見られるようになりました.ご家族が心配されて精密検査を希望し,本学付属動物医療センター循環器科(以下,大学病院とします)に来院しました.心臓病の専門医により実施された検査と,ご家族による自宅心拍数や呼吸数の測定結果,また症状を総合的に考えることで,質の高い診断と治療が実施できています.ライスちゃんは心臓病の症状のない軽度の段階から治療が始められていまいしたが,時間がたつにつれて心臓病は進行してしまい,2度の肺水腫(心臓病が悪化して起こる命にかかわる呼吸困難のこと)を経験しています.緊急時でのホームドクターの対応や大学病院での定期検診,ご家族の質の高い看護がされていることにより,適切な治療がされていて,心臓病診断後も長い間,ご家族と一緒に過ごすことができています.また,伴侶動物医療において重要であるご家族?動物?動物病院の間での良い関係(絆)も築きながら,安定した状態で治療が継続されている理想的なケースであると思われます.

■画像診断学
尿路造影法と解釈茅沼秀樹 / 麻布大学
26日(土)19:00-20:10 アーケード階〈悠〉
[ナイトプログラム]
■腫瘍学
01 扁平上皮癌と向かい合う川村裕子 / 麻布大学 附属動物病院 26日(土)09:00-11:40 アーケード階〈悠〉
扁平上皮癌は腺癌とならび高率に発生する上皮性悪性腫瘍のひとつであり,その性格はおしなべて高い浸潤性と低い転移性を特徴とする.固形がんの治療において根治を狙うには外科療法は不可欠であり,その切除の完全性に全ての予後は左右される.この完全性を阻む最大の壁は言うまでも無く遠隔転移ということになるが,本腫瘍においては進行末期で無い限り遠隔転移はごく稀であり,そのことから考えると数ある悪性腫瘍の中でも根治に一番近い腫瘍であるといえるだろう.しかし,そうそう楽観視もしていられない問題としては,浸潤性の高さとその発生部位が挙げられ,まさに運も介入する「腕が勝負の扁平上皮癌」である.しかし,どんなに腕が良かろうとも合併症あるいは再発・転移の種は残ってしまうものであり,過信することなく状況を的確に判断し術後の補助治療を実施する心積もりは必要である.近年,有効な補助治療も報告されており,日々アンテナを張り巡らして根治の可能性を今以上に上げる方法を探し続けなければならない.もちろん,外科の腕を磨きつつである.
02 センダンの薬抽出液のin vitroおよびin vivo抗腫瘍効果について中村遊香 / 共立製薬(株) 座長:長谷川篤彦 / 東京大学 名誉教授 26日(土)12:10-13:10 アーケード階〈悠〉 プログラム協賛:共立製薬(株) [ランチョンセミナー]定員200名 事前申込み制
外科手術,放射線照射,および化学療法などの悪性腫瘍に対する治療法に加えて,全身状態の改善を中心とした生活の質(QOL)の向上を図る代替療法などが行われている.代替療法の多くは,罹患動物の免疫機構を調節することを目的にし,抗腫瘍効果はあまり期待されていない.我々が注目した,沖縄自生のセンダン(Melia azedarach)の葉由来で低分子量の抽出成分には,in vitroでの抗腫瘍活性のみならず,ヒト由来がん細胞を移植したヌードマウス担がんモデルに対しても毒性を示すことなく抗腫瘍活性を示した.そこで,犬・猫由来の腫瘍細胞に対するin vitro抗腫瘍活性を測定した後に,悪性腫瘍症例に対する臨床試験を行った.その結果,本来の期待される効果としての抗腫瘍活性だけでなく,食欲,元気・運動性,体重などQOLを維持・改善させる効果があることが明らかとなり,今後の代替療法の選択枝のひとつとして有用な物質であると考えられた.
03 腫瘍パネルディスカッション 腫瘍の診断と治療:不成功例から学ぶ廉澤 剛 / 酪農学園大学
腫瘍診断や治療の不成功例から学ぶ企画で,腫瘍内科医,腫瘍外科医,腫瘍病理医から,間違いのおこりやすい点などについてアドバイスをいただく.
まちがいだらけの腫瘍診断治療小林哲也 / 日本小動物医療センター付属日本小動物がんセンター(埼玉県)
まちがいだらけの腫瘍病理学山上哲史 / マルピーライフテック(株)
腫瘍診断治療の不成功例を分類入江充洋 / 入江動物病院(香川県)
症例提供:ダリエ徴候を軽視したために死亡したパグの肥満細胞腫(gradeU−V)の1例入江充洋 / 入江動物病院(香川県)
クローナリティー検査を過信したためにリンパ腫と誤診した猫の1例林宝謙治 / 埼玉動物医療センター(埼玉県)
26日(土)15:20-16:50 アーケード階〈悠〉
7歳齢,去勢済みの雑種猫が軽度の呼吸器症状のために来院した.胸部X線検査にて肺に多発性の結節を認めた.肺腫瘤の細胞診では肉芽腫性炎症と高分化型リンパ腫が鑑別診断に含まれた.その後のリンパ腫クローナリティー検査の結果,T細胞のモノクローナリティーが確認されたため,高分化型リンパ腫と仮診断をして化学療法を実施した.しかし,効果が認められなかったため,肺腫瘤の生検を実施した結果,病理組織検査で肉芽腫性肺炎と診断された.
04 えっ! そこまで切れるの? 頭頸部編廉澤 剛 / 酪農学園大学 26日(土)17:10-18:40 アーケード階〈悠〉[ナイトプログラム]
頭頚部腫瘍は進行に伴い容貌を大きく変化させ,また生命維持に必要な呼吸器や消化器などを破壊する.限局した腫瘍であれば,外科的摘出によって治癒させ得るが,手術に伴う容貌や機能の欠損が大きな問題となる.
05 腫瘍外科 乳腺腫瘍・肥満細胞腫 −体表部腫瘍切除の基本とテクニック−生川幹洋 / なるかわ動物病院(三重県) 26日(土)18:50-21:30 宴会場階〈鳳凰 西〉[ナイトプログラム]
体表部腫瘍の中でも最も遭遇しやすい乳腺腫瘍と肥満細胞腫を中心に,診断から治療に至るまでと,治療の中でも最も細胞減数効果の高い,うまく治療すれば完治も考えられる外科治療のテクニックを実際の症例を題材にして紹介する.
06 獣医臨床腫瘍学に関する曖昧な知識をクリアにする講義 −あなたはいくつ「はい」と答えちゃいましたか?−
小林哲也 / 日本小動物医療センター付属日本小動物がんセンター(埼玉県)
27日(日)09:00-11:40 宴会場階〈芙蓉 東〉
その時は理解したと思っても,実は理解したつもりになっているだけのことは少なくない.本講義では,臨床腫瘍学の中でも,特に「ややこしい」あるいは「勘違いされやすい」下記の項目について,受講者全員がきちんと理解できるような解説に挑戦してみたいと思う.
1. 「組織球」と名のつく疾患はややこしくてよく分からない
2. 犬と猫の口腔内の扁平上皮癌の生物学的挙動はほぼ一緒である?
3. 炎症性乳癌とは,強い炎症を伴う乳腺癌のことである?
4. 肛門周囲腺腫と肛門嚢腺癌の由来は同一である?
5. 会陰部や鼠径部に発生する肥満細胞腫は予後不良である?
6. 皮脂腺腫と皮脂腺上皮腫,メラノサイトーマとメラノーマは同義語と考えて良い?
7. エプリス(歯肉腫)の分類はややこしくてよく分からない
8. リンパ腫に対する遺伝子検査は細胞診や病理組織検査に置きかわる革命的な検査法である?
9. L-アスパラギナーゼが犬のリンパ腫に効果がないと聞いたことがある
10. 甲状腺癌を疑う犬の頸部腫瘤に対しツル・カット生検をしてみようと思ったことがある あなたはいくつ「はい」と答えちゃいましたか?
07 手術適応基準と知って得する腫瘍外科テクニック 1. 脾臓・肝臓・膵臓の腫瘍外科
信田卓男 / 麻布大学 27日(日)12:10-13:10 宴会場階〈芙蓉 東〉
麻布大学附属動物病院腫瘍科の臨床統計によれば,犬の外来症例26 074例中,細胞・組織学的に腫瘍と診断された症例は5 821例であり,そのうち腹腔腫瘍例は506例(8.7%)で腫瘍症例の約1割を占めている.また,腹腔腫瘍例の31.0%は肝・脾・膵臓腫瘍で,臓器別悪性比率は膵臓:100%・肝臓:95.0%・脾臓:84.2%と悪性腫瘍の多発傾向が認められた.腹腔悪性腫瘍症例の病態および死因は,局所的因子として腫瘤による臓器圧迫・炎症・出血・随伴症候群等による全身状態の悪化と全身性因子として遠隔転移死が挙げられる.多くの症例では,遠隔転移で死亡する前に局所的因子による全身状態の悪化でQOLが著しく低下し死に至る.したがって,たとえ根治は不可能でも,緩和的局所療法として腫瘍切除手術は,臨床的意義の極めて高い治療法と言える. 本講演では,筆者が担当した症例の手術動画を用いて,脾臓・肝臓・膵臓の腫瘍外科テクニックと手術適応基準を解りやすく実践的に解説する.
08 半導体レーザーの特長を生かした新しいアプローチ −無麻酔治療の現状と可能性−井上 等 / 笹塚動物病院(東京都)、伊藤宏泰 / かも動物病院(広島県) オブザーバー:南 毅生 / 南動物病院(三重県) 27日(日)12:10-13:10 アーケード階〈舞 前室〉
プログラム協賛:飛鳥メディカル(株)
[ランチョンセミナー]定員60名 事前申込み制
中心波長808nmの半導体レーザーの特長を活かした,レーザー単体での新しいアプローチによる無麻酔レーザーサーミアについて報告する.
09 Low-grade lymphomaとCLLは治療すべきか?辻本 元 / 東京大学 大学院 27日(日)16:50-18:00 アーケード階〈悠〉
犬においては,新Kiel分類にもとづいた細胞診およびNCI-WF分類による病理組織学的分類によってLow-grade lymphomaに分類されるリンパ腫症例をしばしば経験する.それよりも頻度は低いが,骨髄原発と考えられる慢性リンパ球性白血病(CLL)を診察する機会もある.臨床的および血液学的に問題となるような異常が認められない症例においては,無治療で経過観察することが推奨される.しかし,リンパ節腫大による呼吸困難などの症状,著しい臓器腫大,血球減少症,単クローン性高ガンマグロブリン血症,または食欲低下や体重減少などの全身症状が認められる場合には,治療の適応となる.初期の治療としてプレドニゾロンを選択する.プレドニゾロンのみによって良好にコントロールできることもあるが,効果が不十分な場合には,抗がん剤としてメルファランを併用する.犬においては,メルファランはクロラムブシルよりも有効であることが多い.Low-grade lymphomaおよびCLLに対する新しい抗がん剤としてフルダラビンが注目される.
■神経病学
01 人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −臨床神経病学
渡辺直之 / 渡辺動物病院(静岡県) 26日(土)10:30-12:00 アーケード階〈舞〉 前室
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制
神経系の基本的な機能は運動をすること,感覚を得ることで生命を維持し生活していくことである.神経疾患はこれらの運動神経や感覚神経に障害を与え,その神経に合致した臨床徴候を出現させる.われわれ臨床家は,この臨床徴候から侵された神経を特定しその原因を鑑別し,診断へと至る.ここで初めて治療方針が打ち出せるのである.
02 神経系基礎シリーズ:ゼロからスタートする神経病学と臨床
渡辺直之 / 渡辺動物病院(静岡県) 26日(土)15:20-16:30 宴会場階〈鳳凰 中〉
03 神経系基礎シリーズ:神経学的検査と応用
齋藤弥代子 / 麻布大学 27日(日)09:10-11:50 宴会場階〈鳳凰 東〉
04 神経系臨床シリーズ:神経学的検査と臨床症状とその裏づけ −神経学的検査と画像診断検査結果が一致した症例,一致しない症例
齋藤弥代子 / 麻布大学 長谷川大輔 / 日本獣医生命科学大学 渡辺直之 / 渡辺動物病院(静岡県) 27日(日)15:10-17:50 宴会場階〈鳳凰 東〉
■外科学
01 肝臓の画像診断(Echo,CT等)と外科手術 −肝臓実質編−小出和欣 / 小出動物病院(岡山県) 25日(金)19:20-22:00 アーケード階〈舞〉[ナイトプログラム]
外科的治療の適応となる肝臓実質性疾患は,主に限局性の空洞性肝疾患と原発性肝臓腫瘍である.外科的治療の適応症の判断は必ずしも容易ではなく,全身状態,肝機能検査を含む臨床病理学的検査,画像診断,麻酔リスクや手術リスク,さらには考えられる予後などを総合的に考慮して決定される.肝臓疾患における画像診断は,外科的疾患であるのか内科的疾患であるのかを判断する上で必要不可欠である.肝臓における画像診断的スクリーニング検査としてはレントゲンとエコーが基本となるが,前者は主に肝臓のサイズや形態異常を確認し,後者は肝臓表面の形状や内部構造,脈管系を評価することができる.高精細な3D-CT画像を得ることができれば,手術適応症の判断や技術的な手術難易度の判断が容易となり,手術シミュレーションも可能である.CT検査の実施は,手術適応症でない動物の試験開腹を減少させ,手術適応症の動物における3D-CT検査では手術計画を立てる上で有用となる.肝臓実質性疾患の外科的治療は,病変部切除を目的として肝葉切除術が基本となるが,切除する肝臓の区域や範囲によって難易度が大きく異なる.超音波外科吸引装置の利用や肝臓血流遮断の準備は,肝葉切除の安全性を高め,手術適応限界を引き上げる.
02 縫合糸のはなし −手術における縫合糸選択から縫合糸のトラブル(縫合糸肉芽腫)まで−
進 学之 / ネオ・ベッツVRセンター(大阪府) 26日(土)09:00-10:10 アーケード階〈翔〉
外科手術における糸の用途としては,縫合・牽引・結紮など様々な場面で利用され,我々も日常の外科手術の中でよく使う消耗品のひとつである.今回の講演ではこの糸(縫合糸)の種類とそれぞれの持つ特性を理解していただくことや実際の手術における縫合糸の選択方法などを紹介するとともに,近年ミニチュア・ダックスフンドを中心としてその他犬種でも報告例が増えてきている縫合糸肉芽腫(縫合糸反応性肉芽腫)のトピックスについても解説する.
03 腸管の切開法,縫合法,吻合法渡邊俊文 / 麻布大学 26日(土)10:30-11:40 アーケード階〈翔〉
小動物の消化器疾患に対して外科的な処置が必要な場合,腸管の切開,切除,縫合,吻合が必須となってくる.この場合,腸管に対する基本的な手術手技,縫合・吻合方法を取得していなければ,術後に重篤な合併症を引き起こすことから,術者の技術そのものが手術の成功,不成功,直接生命にかかわることになる. そのためにも腸管手術は決して稀な手術ではなく,消化管異物,腫瘍などにより明日にでも必要となる手術であることから,この手術手技について基本から応用までを今回のセミナーで習得して頂きたい.
04 胃疾患のはなし −胃切開から吻合手術までを考える−
進 学之 / ネオ・ベッツVRセンター(大阪府) 26日(土)15:20-16:30 アーケード階〈翔〉
消化器外科は,外科一般の中でも特に日々の臨床で必要とされる技術のひとつであることは言うまでもない.その中でも胃に対する外科アプローチは遭遇しない事のほうが珍しいくらい必要とされる手技である.今回の講演では基礎的手技である胃切開の領域から,消化器腫瘍外科にて必須の幽門側胃切除術まで,重要な部分を強調しながら必要事項を確認していただければと考えている.
05 胆嚢疾患のはなし −外科治療戦略を考えよう−
進 学之 / ネオ・ベッツVRセンター(大阪府) 26日(土)17:20-18:30 アーケード階〈翔〉[ナイトプログラム]
胆嚢疾患は患者の高齢化や肥満に伴う問題などから,日々の臨床の中で遭遇するケースは増えてきているように思う.胆嚢疾患に対する治療アプローチの考え方をもう一度見直しながら,外科治療として胆嚢切除が必要と判断した場合に,そのアプローチ法から剥離・切除に至るまでをできるだけ詳しく解説する.
■整形外科学
01 徹底的にパテラ1:膝蓋骨脱臼の総論
川田 睦 / ネオ・ベッツVRセンター(大阪府) 25日(金)14:30-15:40 アーケード階〈翔〉プログラム協賛:(株)キリカン洋行
02 徹底的にパテラ2:膝蓋骨脱臼の各論 2-1 膝蓋骨脱臼の各論 脛骨粗面転位術の意義
泉澤康晴 / 酪農学園大学
脛骨粗面転位術は,脛骨稜の骨切りと切離した骨片の外方転位,固定からなる手術方法である.これにより大腿四頭筋群?(大腿骨滑車上の)膝蓋骨?膝蓋靭帯?脛骨粗面のアラインメントがほぼ一直線に修正され,大腿四頭筋の伸展機構が回復する.
2-2 膝蓋骨脱臼の各論 外科手術無用の膝蓋骨脱臼および外科手術以外では対処不可能な超4度膝蓋骨脱臼整復術樋口雅仁 / 動物整形外科病院(大分県)
膝蓋骨脱臼イコール外科手術ではないことを肝に銘じておかなければならない.しかし,外科手術を適応しなければ,到底治療不可能な症例も多数存在する.
外科手術を行うには,沢山の術式および解剖学を勉強しておかねばならない.このことによって,有効な外科手術を用いることが出来るし,症状をなくすことが可能となる.
2-3 膝蓋骨脱臼の各論 前十字靭帯断裂を伴う膝蓋骨脱臼整復術是枝哲彰 / 藤井寺動物病院・動物人工関節センター(大阪府)
2-4 膝蓋骨脱臼の各論 脛骨粗面移転術の是非とオリジナルメソッド岸上義弘 / 岸上獣医科病院(大阪府)
25日(金)16:00-18:40 アーケード階〈翔〉 プログラム協賛:(株)キリカン洋行
膝蓋骨脱臼の治療の際に脛骨粗面移転術をすることが是か非か・・・それは発症した時期や程度によって決まってくる.半月板の形成状態が決め手となる.
03 人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −整形外科学
樋口雅仁 / 動物整形外科病院(大分県) 26日(土)13:30-15:00 アーケード階〈舞〉 前室
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制
04 胸腰部椎間板疾患の外科治療
相川 武 / 相川動物医療センター(東京都) 26日(土)18:50-21:30 宴会場階〈鳳凰 中〉[ナイトプログラム]
T-L IVDDの外科治療の効果は治療前の深部痛覚の有無によって大きく差があり,その評価は治療の緊急性の判断,予後判定の際に重要である.外科治療に関連する様々な合併症を防止することが,高い治療成功率を維持するために重要である.予防的造窓術はT-L IVDDの再発防止に極めて有効な手法であるため,軟骨異栄養性犬種の手術の際には実施すべきである.
05 ばりばりベーシックな骨折治療
川田 睦 / ネオ・ベッツVRセンター(大阪府) 27日(日)09:00-11:40 宴会場階〈鳳凰 西〉
■再生医療
再生医療の概念を応用したこれからの骨折治療
岸上義弘 / 岸上獣医科病院(大阪府) 26日(土)09:00-10:10 宴会場階〈鳳凰 中〉
新しい骨折治療法に共通する考え方を,生物学的側面から考察する.皮膚外傷と同様,損傷部分を空気に触れさせず密封することで細胞やサイトカインによる組織再生を目指す.骨折治療においては,非開創手技による血腫の温存・骨膜血行の温存が非常に重要である.
■眼科学
01 基本的な眼科検査および評価法
工藤莊六 / 工藤動物病院(東京都) 26日(土)09:00-11:40 宴会場階〈edo〉 プログラム協賛:千寿製薬(株)
眼を診るには必要な器具機材を備えることと,検査の練習を必要とする.眼検査を行うに当たっては個々の眼疾患を理解していることが重要で,眼をいくらよく観察しても眼疾患を知らなければ問題の解決にはつながらない.眼は他の器官と異なり眼表面はもとより網膜までその殆どを肉眼で直視できる.眼検査は,眼を良く観察し,客観的情報を読み取ることにある.眼表面から網膜までの見方とコツを述べ,それぞれの評価法については症例を基に解説する.
02 比較眼科学会 臨床生涯教育プログラムセミナー vol.1.2 How to 眼科診療:眼科の動物病院を覗いてみよう PartU
余戸拓也 / 日本獣医生命科学大学 小林由佳子 / ありす動物クリニック(神奈川県) 安部勝裕 / 安部動物病院(東京都) 26日(土)15:20-16:30 宴会場階〈edo〉
比較眼科学会では眼科診療の基礎となるような獣医眼科教育を提供するための「臨床生涯教育プログラム」を立ち上げ,このプログラムに基づいたセミナーを開催する.内容は眼科診療のために必要な眼球の解剖・生理から実際に眼科診療を行うために必要な器具と検査の方法,そして眼球の各部位における代表的な疾患の診断から治療までを網羅したものをシリーズで計画している.今回はまず,すでに眼科診療を専門的に行っている診療施設の設備概要およびその診療流れを紹介する.
03 眼瞼:眼瞼内反症,眼瞼腫瘤(マス)
小野 啓 / パル動物病院(静岡県) 27日(日)09:00-10:10 宴会場階〈edo〉
眼瞼内反症は眼瞼が眼球側に内転する疾患である.内反の程度により,角膜疾患,結膜疾患,流涙症を呈する.内反症の手術は眼瞼を正位に戻し,二次的な眼疾患を防ぐことである. 眼瞼腫瘍は皮膚に発生する腫瘍の多くが発生する.治療は腫瘤の摘出であるが,眼瞼の機能を温存した手術が必要となる.腫瘍の悪性度や大きさによっては眼球摘出を同時に行うこともある.
04 瞬膜の疾患
小野 啓 / パル動物病院(静岡県) 27日(日)10:30-11:40 宴会場階〈edo〉
瞬膜は内眼角から眼球表面を覆う結膜の皺壁であり,結膜で覆われた眼の構造物である.瞬膜の基部には涙液を産生する瞬膜腺があり,眼球表面を覆う運動により涙膜を形成する.瞬膜の疾患は先天性疾患,後天性疾患があるが,瞬膜周囲の組織や神経支配によっても瞬膜の異常が現れる.系統だった検査を行って診断する必要がある.
■歯科学
01 間違えやすい歯科疾患のポイント
デンタルケアや歯科疾患について,家の方は世間的な常識や自分の偏った知識に基づき,一部誤ったことを行っている場合がある.家の方のみならず,動物病院においても,見過ごされている可能性がある.動物病院のスタッフ自体も,間違えやすい歯科疾患に注意し,歯周病を正しく理解し,家族に正しいデンタルケアを指導する必要があると思う. 今回の獣医向け講演では,そのような間違えやすい歯科疾患のポイントについて講演する.他のVT向けの講義などと合わせ,総合的に講義を構成しているため,ホームケアについてはVT向けベーシック編,予防歯科処置についてはVT向けのエキスパート編,歯周病のメカニズムなどは獣医師向けランチョンセミナーで説明を行う.そちらも併せて受講してもらいたいと思う.
戸田 功 / とだ動物病院(東京都) 26日(土)10:30-11:40 宴会場階〈鳳凰 中〉
02-1「ホントは怖い歯周病! 正しいデンタルケアのすすめ」 戸田 功 ※VTプログラム21と共通
デンタルケアや歯科疾患について,家族は世間的な常識や自分の偏った知識に基づき,一部誤ったことを行っている場合がある.家族のみならず,動物病院においても,見過ごされている可能性がある.動物病院のスタッフ自体も,間違えやすい歯科疾患に注意し,歯周病を正しく理解し,家族に正しいデンタルケアを指導する必要があると思う. このランチョンセミナーでは,歯周病のメカニズムとホームケアについて講演する.他の獣医師向け,VT向けの講義などと合わせ,総合的に講義を構成しているため,「ホームケアについて」はVT向けベーシック編,「歯科処置の実際」についてはVT向けのエキスパート編,「間違えやすい歯科疾患」は獣医師向け講義で説明を行う.そちらも併せて受講してもらいたいと思う.
02-2「口腔内ケア用ガムにおける有用性および安全性に関する評価検討についての報告」 濱野 幸
濱野 幸/(株)DHC 26日(土)12:10-13:10 アーケード階〈麗 前室〉プログラム協賛:(株)DHC
[ランチョンセミナー]定員50名 事前申込み制
03 犬の口腔検査(歯科検診)の重要性
藤田桂一 / フジタ動物病院(埼玉県) 27日(日)12:00-13:00 アーケード階〈麗〉プログラム協賛:マース ジャパン リミテッド [ランチョンセミナー]定員350名 事前申込み制
口腔検査では,家族からの訴えをよく聞くことから始まり,意識下で顔面の外貌と口腔内を手短かに評価し,家族に異常所見を伝え,コミュニケーションをとり,次に麻酔下で各項目を厳密に系統的に検査することで適切な診断,治療につなげる.
■口腔外科学
顎顔面および口腔内の外傷・骨折の診断と治療 −顎骨骨折の治療原則と症例の実際−
奥田綾子 / Vettec Dentistry(東京都) 27日(日)09:00-11:40 宴会場階〈鳳凰 中〉 プログラム協賛:(株)オサダメディカル
顎顔面に生じた整形外科的障害は,常に動き,かつ感染が存在することを考えて,治療計画をたてなくてはならない.開放性骨折/脱臼でない限り,できるだけ非観血的で組織侵襲性の低い治療を選択することとし,整復中は常に咬合を維持し,軟組織の裂開部は歯肉粘膜フラップで閉創し,骨組織の口腔内への露出を防ぐ.顎関節の脱臼,顎関節周囲に生じた骨折などは,犬歯を利用した顎間固定,下顎体の骨折は骨内ワイヤー/歯間ワイヤー/レジン固定などで整復する.下顎枝の骨折は,大きな筋肉で骨折端は維持されることが多いので,非観血的療法(マズルなど)で整復し,上顎の骨折は,硬口蓋の裂開があればそれをフラップにより閉創する.
■皮膚病学
01 犬と猫のアレルギー性皮膚疾患の診断と治療
岩崎利郎 / 東京農工大学 25日(金)19:20-22:00 アーケード階〈翔〉[ナイトプログラム]
02 犬のそう痒性皮膚疾患に対する診断と治療
前田貞俊 / 岐阜大学 26日(土)13:30-15:00 アーケード階〈翔〉 プログラム協賛:日本全薬工業(株)
膿皮症やアトピー性皮膚炎(AD)に代表される犬のそう痒性皮膚疾患は日常の診療で最も頻繁に遭遇する疾患である.そう痒の原因のほとんどは炎症に起因していることから,副腎皮質ステロイドホルモン剤の投薬はそう痒感を迅速に軽減させるという意味で有効な治療法ではあるが,本治療は根治療法ではなく対症療法に過ぎないことを忘れてはならない.言い換えれば,副腎皮質ステロイドホルモン剤による症状改善は一時的なものであって,安易な投薬は病因によっては症状を悪化させる場合もある.したがって,そう痒性皮膚疾患に遭遇した場合には炎症を引き起こす原因を可能な限り明らかにし,病態に基づいた治療を最優先させる必要がある.今回の講演ではそう痒性皮膚疾患に対する鑑別診断法を総復習しながら,臨床的対応の実際について解説する.
03 皮膚糸状菌症を正しく診断していますか?
関口麻衣子 / (株)プロキオン 27日(日)09:00-10:10 アーケード階〈悠〉
04 この皮膚は内分泌疾患ですか?
関口麻衣子 / (株)プロキオン 27日(日)10:30-11:40 アーケード階〈悠〉
05 減感作療法の実際と最新情報(動物にやさしいアレルギー疾患の治療オプション)
荒井延明 / スペクトラム ラボ ジャパン(株) 27日(日)12:10-13:10 アーケード階〈麗 前室〉プログラム協賛:スペクトラム ラボ ジャパン(株) [ランチョンセミナー]定員50名 事前申込み制
どんなに優れた検査系でもその検査結果から治療指針の立案ができなかったり,治療をミスリードしてしまったりしたのでは,臨床上のメリットはないに等しい.抗原特異的IgE検査(SPOT TEST)の結果からは,ステロイドの長期全身投与に頼らないアレルギー性疾患の治療に役立つ情報を得ることができる.更に結果報告後のテクニカル・サポートで臨床上有益で多様な情報を得ることも可能である.結果からオーダーすることができる減感作薬の個人輸入もオプションの一つである.その技術紹介と最新情報に加えて,症例の紹介,減感作療法と相性の良いサプリメントや,治療薬など具体的な併用オプションを紹介する.
■内科学
01 コレステロールと中性脂肪が気になったら始める犬の高脂血症診療
水谷 尚 / 日本獣医生命科学大学
犬における高脂血症の影響は,まだまだ未知数の部分が多い.高コレステロール血症が動脈硬化を引き起こすことは犬においても確認されており,今後,大きな問題となる可能性は高い.また,ミニチュア・シュナウザー,シェットランド・シープドッグ,シー・ズーと言った犬種での高脂血症発症率は高く,それぞれタイプの異なる高脂血症を発症する.高脂血症の治療を行う場合,病態に即した治療法を行うことが重要である.特に二次性に発症している場合,原発疾患の治療を優先することが原則である.原疾患治療,食事療法等で解決しない場合,スタチンやフィブラートといった抗高脂血症薬を用いる.
02 自己免疫疾患における免疫抑制剤の使用法
辻本 元 / 東京大学 大学院 27日(日)15:20-16:30 アーケード階〈悠〉
自己免疫疾患を発症した犬や猫では,しばしば重篤な臨床徴候が認められるが,免疫抑制療法が奏効することも多い.現在,臨床的に応用可能な免疫抑制剤としては,コルチコステロイド剤,シクロスポリン,タクロリムス,アザチオプリン,シクロホスファミド,静脈内免疫グロブリン(IVIG),レフルノミド,ミコフェノール酸モフェチルなどがある.ここでは,免疫介在性溶血性貧血(IMHA)をはじめとする免疫介在性血液疾患および自己免疫性皮膚疾患における実際的な免疫抑制療法について解説する.
■循環器病学
01 やさしい しんでんずの はなし 2009 −入門書にすら書かれていない基本事項から心腔拡大の診断法まで−
竹村直行 / 日本獣医生命科学大学 25日(金)14:30-18:40 アーケード階〈舞〉
このセミナーでは,筆者のこれまでの経験から初学者が心電図を学ぶ際に勘違いしやすい点,解りにくい点,そして心電図アレルギーになるきっかけになる点を考慮し,徹底的に解りやすさを追求します.皆様の心電図に対するイメージを「やっぱり難しいよぉ〜」から「そんなに難しくなさそう.俺(私)にでも解りそう」に変えることがこのセミナーの目的です.どうかこの抄録(とできれば参考文献2)を数回読んで,集中力と気力を充実させて会場にいらして下さい.筆者も「もうこれ以上,解りやすく心電図のセミナーはできない」というつもりで,講演に臨みます.楽しくて,刺激的で,頭がスッキリする…そんな時間を過ごしましょう!!
02 こちらMR研究室2009 2-1 心不全重症度分類に関する諸問題
竹村直行 / 日本獣医生命科学大学
1)心不全の重症度分類として広く受け入れられているISACHCの心機能分類にはいくつかの重要な問題点がある 2)このため,心不全の重症度をより的確に分類するためには,他の検査所見をも踏まえて合理的に統合・判断する必要がある 3)NT-proBNP濃度の血漿濃度は,いくつかの心疾患のスクリーニング検査として極めて有用である.しかし,心不全の重症度分類に活用する際にはいくつか留意点を考慮しなければならない.
肺高血圧の診断と管理藤井洋子 / 麻布大学
MRにおける肺高血圧症の合併はよく認められ,失神,運動不耐性などを引き起こしている可能性がある.肺高血圧症は左心系疾患のみならず,呼吸器疾患,肺血栓塞栓症などほかの疾患にも起因するため,左心疾患が重症でない場合は心外疾患も視野に入れスクリーニングする必要がある.
2-3 術前心エコー検査の意義とポイントについて
浅野和之 / 日本大学 26日(土)09:00-12:30 宴会場階〈芙蓉 東〉 プログラム協賛:メリアル・ジャパン(株)
僧帽弁逆流(MR)に起因した臨床症状(左心不全症状)を呈している犬に対し,術前に心エコー検査を実施することに関しては特に異論はないと思われる.一方,臨床症状発現がないMR犬に対しても心エコー検査を実施することによって,心疾患の病状をより詳細に把握することが可能となり,綿密な周術期計画を組むことができる. 術前の心エコー検査で確認すべきポイントは以下の通りである;(1)左心系の容量過負荷状態を評価する,(2)左室機能を評価する,(3)その他の心臓の病変をチェックする.以上の点に注意して心エコー検査を実施し,必要に応じて利尿剤や陽性変力剤などの投与,輸液量の増減などを行うことで,より安全な周術期管理に繋がり,より安心して手術を遂行することができる.
03 動脈管開存症の外科的手技をもう一度考える
若尾義人 / 麻布大学 26日(土)15:20-16:30 宴会場階〈鳳凰 西〉
動脈管開存症(PDA)の手術に用いられる「結紮法」は,古典的な手術方法ではあるが,必要不可欠な方法である.この手術における合併症は出血である事から,術中出血を回避することが,最も重要な手技となる.ここでは,これまでの症例から得られたデータと最近の文献から,結紮法について再考する.
04 やさしい犬の臨床ホルター心電図診断
内野富弥 / 動物エムイーリサーチセンター(東京都) 26日(土)17:20-18:30 宴会場階〈鳳凰 西〉 [ナイトプログラム]
ホルター心電図の臨床意義を理解し,臨床応用を考えてもらう.そのためにホルター心電計,記録法,解析法を知り,新疾患の病態判定に役立ててもらう.
05 人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −循環器病学
藤井洋子 / 麻布大学 27日(日)10:20-11:50 アーケード階〈麗 前室〉
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制
06 心肺から出る心配な音 Dry Labo 2009 −1.心雑音を聴き逃さないためのいくつかのTips−
竹村直行 / 日本獣医生命科学大学 27日(日)13:30-15:00 宴会場階〈翠鳳〉 プログラム協賛:ノバルティス アニマルヘルス(株)
本講演では,いくつかの事例と実際の心音を提示しながら,心雑音を聴き逃さないための以下のコツを紹介・整理する. ・聴診器は正しい部位にあてる ・聴診中は呼吸状態を意識する ・猫の「ゴロゴロ」との喧嘩に勝とうとしない ・日頃から自分の耳を作っておく ・「“自分は間違っているかも”という恐怖心」とは真摯に対峙する ・高額な聴診器を購入し,毎日使いまくる
■呼吸器病学
01 呼吸器系疾患の診断的検査およびアプローチ法
Phil Padrid / オハイオ州立大学(USA) 座長:本好茂一 / 日本獣医生命科学大学 名誉教授 26日(土)09:00-12:00 宴会場階〈鳳凰 西〉 プログラム協賛:共立製薬(株)
02 犬および猫の上部気道疾患
Phil Padrid / オハイオ州立大学(USA) 座長:本好茂一 / 日本獣医生命科学大学 名誉教授 27日(日)13:30-16:30 アーケード階〈翔〉 プログラム協賛:共立製薬(株)
■消化器病学
01 上部消化器(食道・胃)疾患の診断と治療 −止まらない嘔吐をどうするか−
大野耕一 / 東京大学 大学院 26日(土)09:00-11:40 宴会場階〈翠鳳〉 プログラム協賛:大日本住友製薬(株)
食道や胃を中心とした上部消化器疾患では,嚥下困難,吐出,嘔吐などの症状が認められるが,できるだけ問診で症状を鑑別する必要がある.特に吐出によって誤嚥性肺炎を呈している動物の場合は突然死の危険性があるため,十分なインフォームドコンセントを行う必要がある.食道では造影X線検査,胃では超音波検査が初期検査として非常に有用であり,内視鏡検査と生検を行うことで,多くの上部消化器疾患の診断は可能である.食道と胃の疾患には内視鏡下,開腹下で外科的処置を行う必要性のある疾患が含まれることを常に頭に入れた上で,疾患と症状によって消化器疾患治療薬を慎重に選択すべきである.
02 猫の膵炎の診断と管理,最新情報
Stanley Marks / カリフォルニア大学デイビス校(USA) 座長:長谷川篤彦 / 東京大学 名誉教授 通訳:直井昌之 / 直井動物病院(埼玉県) 26日(土)15:20-18:20 宴会場階〈翠鳳〉 プログラム協賛:大日本住友製薬(株),日本ヒルズ・コルゲート(株)
03 Clinical case presentations
Stanley Marks / カリフォルニア大学デイビス校(USA) 通訳:小村吉幸 / タカダアニマルホスピタル(神奈川県) 27日(日)09:00-12:00 宴会場階〈翠鳳〉
プログラム協賛:大日本住友製薬(株),日本ヒルズ・コルゲート(株)
04 どうしてますか? 慢性下痢の治療1,2
中島 亘 / 東京大学 大学院 27日(日)15:20-18:00 宴会場階〈翠鳳〉
なかなか治らない慢性下痢は,臨床獣医師にとって頭の痛い問題の1つである.なぜなら慢性下痢を引き起こす疾患は数多く,また全ての慢性下痢に対して有効な「万能な特効薬」は存在しないからである.そのため慢性下痢の治療を行うには,まず原因となる疾患を診断し,その疾患に対して適切な治療を行う必要がある.診断のために行うべき検査は数多く(糞便検査,血液検査,超音波検査,内視鏡検査,病理組織学的検査など),費用や時間的な負担が大きくなる可能性があるため,家族には診断の重要性を理解してもらう必要がある.どの検査から行うべきかはその症例によって異なり,症例のシグナルメントや全身状態などによって判断する.また慢性下痢を起こす疾患を診断するためには各種検査を行うだけでなく,時に治療の反応性を見ることが必要となることを知っておかなくてはならない.原因不明の慢性胃腸炎である慢性腸症は,治療の反応性により食事反応性腸症,抗生剤反応性腸症,ステロイド反応性腸症に分類すると治療方針を考えやすい.また繊維反応性大腸性下痢は繊維の試験的投与が診断および治療に不可欠である.治療反応性が悪い場合には漫然と同じ治療を続けるべきではなく,もう一度診断アプローチを見直し,隠れた疾患が無いかを考えなくてはならない.消化管型リンパ腫,消化管内寄生虫,消化管の細菌感染は見逃しやすい疾患であるためその併発に注意する.
■内視鏡診断学
01 内視鏡の基本と検査法
Stanley Marks / カリフォルニア大学デイビス校(USA) 座長・通訳:石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都) 25日(金)14:30-18:40 アーケード階〈悠〉
プログラム協賛:大日本住友製薬(株),日本ヒルズ・コルゲート(株)
02 難しいって思っていませんか…? 動物たちにやさしい腹腔鏡下卵巣子宮全摘出術
江原郁也 / ルカ動物医療センター(大阪府),神宮の森動物病院 動物内視鏡・腹腔鏡センター(東京都)
26日(土)17:20-18:30 宴会場階〈鳳凰 中〉[ナイトプログラム]
LOVHXにはさまざまなメリットがあり,開腹手術による卵巣子宮全摘出術(OVHX)に比較しても有益な手術方法であると確信している.そのメリットを最大限に活かすためには,気腹法,トロッカー設置法,内視鏡や鉗子の操作法など内視鏡外科手術を行うための基本的な知識と技術を習得する必要がある.反対に,それらの知識や技術がなくLOVHXを行うことは,重大な事故を誘発するものである.
03 内視鏡世界標準化 −内視鏡生検で臨床医と病理医のギャップを埋めよう! 臨床編 −WSAVAによる動物の胃腸管疾患の標準化に関して−
南 毅生 / 南動物病院(三重県)
WSAVAで実施された消化管疾患の標準化委員会での内容を,臨床的な面と病理組織学的な面から詳細を説明する.特に炎症性腸疾患の内視鏡による採取方法,部位,個数並びに重症度の判定基準について説明する.
病理編 −WASAVAの標準化グループに基づいて−
賀川由美子 / 病理組織検査 ノースラボ(北海道) 27日(日)09:00-11:40 アーケード階〈翔〉 プログラム協賛:(株)AVS(OLYMPUS)
04 動物にこそ内視鏡+IVRを −低侵襲医療へ−
角谷 宏 / 東京慈恵会医科大学 27日(日)12:10-13:10 アーケード階〈翔〉 プログラム協賛:(株)AVS(OLYMPUS)
[ランチョンセミナー]定員200名 事前申込み制
低侵襲医療の発展は目覚ましく医療を大きく変えつつあります.その大きな柱は2つ.内視鏡診療とIVRである.内視鏡についてはその基礎からトレーニング法を示し,先端医療の紹介も行います. 次に胆膵系の内視鏡診療とステント治療を示します. 最後に血管系に対するIVRを紹介し,獣医療への応用の可能性について考察したいと思います.
■栄養学
プロバイオティクスーペディオコッカス シンポジウム
座長:加藤 元 / ダクタリ動物病院グループ(東京都) 石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都)
上田剛郎 / ダクタリ動物病院 広尾セントラル病院(東京都) 伊藤裕行 / ACプラザ苅谷動物病院 市川橋病院(千葉県)
27日(日)12:10-13:10 宴会場階〈翠鳳〉 プログラム協賛:(有)ヘルスビジョン,(株)緑書房
※受講者には別途テキストと資料を当日配布いたします. [ランチョンセミナー]定員100名 事前申込み制
プロバイオティクスを使用する際には,効果と安全性の両面から考慮する必要がある.これまで使用されてきた代表的なプロバイオティクスの細菌については,その生存性から効果がみられない懸念もあり,さらに病原性細菌からの遺伝子伝播の可能性も検討する必要がある.ペディオコッカス属のP. acidilacticiと酵母菌の S. boulardiiは,米国FDAにより安全性が確認され,高温や酸素に抵抗性があり,安定性が高いこと,胃酸に抵抗性があり,十分な生菌が動物や人の消化管へ到達できること,抗生物質との同時投与が可能であること,液性免疫反応と細胞性免疫反応を高めることなど,プロバイオティクスとしての好ましい特性を備えている.
■泌尿器病学
01 こちらCKD研究室2009
ACETに関連する代表的な疑問を整理する
竹村直行 / 日本獣医生命科学大学
本講演では,CKDにおけるACET療法に関連して以下の疑問点を解説する.
1)ACETが適応となるのはどのようなCKDか?
2)ACETはどのようなメカニズムで腎保護効果を発揮するか?
3)ACETはCKDのどのステージからどのステージまで使用すべきか?
4)CKDにACETを用いる場合,ACETの用量はどう設定すべきか?
5)ACETの投与開始後に腎機能が低下することはあるか?
6)CKDの管理に理想的なACETは腎臓型か肝臓型か?
全身性高血圧の診断と管理
瀧本善之 / タキモト動物病院(岡山県)
慢性腎臓病(CKD)の犬および猫は,減少したネフロンの機能を代償するためにしばしば全身性高血圧を呈する.全身性高血圧は動物専用のオシロメトリック法式の血圧測定装置を用いることで容易に診断が可能である.上昇した血圧はCKDを進行させるほか,眼,中枢神経あるいは心臓に障害を与えるなどの負の効果を現す.積極的に降圧剤を用いることで,CKDの進行を抑制できるとともに腎外性の症状も改善される.降圧治療は糸球体内圧の上昇に依存していた尿の産生を抑制するため,循環血液量が減少している(脱水している)CKDの動物ではかえって腎機能の低下が見られることがあり,注意が必要である.
膀胱の超音波検査と異常所見から腎臓への影響を考える
佐藤 浩 / 獣医総合診療サポート Intermedvet(東京都)
26日(土)13:30-16:40 宴会場階〈芙蓉 東〉 プログラム協賛:ノバルティス アニマルヘルス(株)
膀胱の超音波検査はルーチンに行われる検査の1つである.そのため,異常所見を発見することも多く,鑑別診断リストの作成や二次的に引き起こされる腎臓への悪影響(水腎症や腎盂腎炎)も考慮しながら検査を進める必要がある.超音波検査の初心者のみならず,経験を積んだ獣医師でも基本に忠実に,また慎重さをもって検査に望まないと思わぬ誤診を引き起こすことがある. 膀胱に超音波検査上の異常所見が存在しても,それだけで診断できる疾患は少ない.正しい診断名にアプローチするために,腎臓の超音波検査や尿検査を同時に行うことが強く推奨される.
02 腎出血尿の診断と治療
三品美夏 / 麻布大学 27日(日)15:20-16:30 宴会場階〈鳳凰 西〉
03 排尿障害の診断と治療
渡邊俊文 / 麻布大学 27日(日)16:50-18:00 宴会場階〈鳳凰 西〉 プログラム協賛:ファイザー(株)
小動物の排尿機能,排尿異常のメカニズム,ならびに排尿障害が見られる症例に対する臨床的な診断法,内科的治療法の選択基準,薬物療法,手術手技などについて概説したい.
■クリティカルケア
01 症例ごとの輸液剤の正しい使い方
岡野昇三 / 北里大学 25日(金)19:20-20:30 アーケード階〈悠〉 [ナイトプログラム]
輸液は,日常診療において必要不可欠なものである.しかし,各種症例により,その必要な輸液剤,投与量,投与速度および投与方法などが異なる.そこで,各種疾患に対する輸液療法の基本的な考え方を代表的な疾患の実例を紹介しながら解説する.
02 輸液による栄養管理
岡野昇三 / 北里大学 25日(金)20:50-22:00 アーケード階〈悠〉 [ナイトプログラム]
静脈栄養法には,末梢静脈栄養法と中心静脈カテーテルを用いる高カロリー輸液(中心静脈栄養法)がある.末梢静脈栄養法は,簡単に実施できる栄養供給であるが,投与できる輸液剤などに制限がある.それに対して高カロリー輸液は,輸液剤の浸透圧などを考慮する必要がないために十分な栄養供給をすることができる.しかし,高カロリー輸液を実施するには,中心静脈カテーテルの留置が必要であり,合併症などを併発する可能性があるために十分に利点・欠点を理解して実施する必要である.そこで,高カロリー輸液を中心に輸液による栄養管理に必要な基礎的な知識を解説する.
03 麻酔モニターに異常が見られた時の判断と対処
今井彩子 / 日本動物高度医療センター(神奈川県) 27日(日)16:50-18:00 宴会場階〈edo〉
全身麻酔中に患者の生体情報を感知し,表示するモニター機器は,現在の小動物臨床で広く使用されている機械である.これらの機械は我々が五感でとらえることのできない情報を感知して知らせてくれるため大変に有用であるが,その数値の解釈の仕方を正しく行わなければ,麻酔中の動物の安全を脅かすことにもなりかねない.本セミナーでは,現在小動物臨床で使用されているモニター機器について,日ごろよく目にする異常値の発生メカニズムから対処の方法まで,実際的な例を用いて説明する.
■病理学
WHOの腫瘍分類のアップデート
賀川由美子 / 病理組織検査 ノースラボ(北海道) 27日(日)15:20-16:30 宴会場階〈edo〉
病理診断ではWHOの分類が世界的な基準として用いられているが,1994年から臓器ごとに再分類が行われている.その中には,新しい腫瘍が加えられたり,名前が変わったりしているため,それらを中心に紹介したい.
■臨床病理学
01 白血球系の評価
平田雅彦 / アイデックス ラボラトリーズ(株) 26日(土)09:10-10:20 宴会場階〈鳳凰 東〉 プログラム協賛:アイデックス ラボラトリーズ(株)
血液検査で白血球増加症がみられた場合,直ちに炎症性疾患と判定されることがあるが,白血球の評価を行う上で重要なことは,増加している白血球の種類とその形態である.白血球分類(百分比)が難しいと言われることがあるが,分類しなければならない白血球は,好中球,リンパ球,単球,好酸球,好塩基球の5種類である.重要なことは白血球分類を厳密に行うことではなく,白血球から臨床的に重要な情報を得ることである.今回,白血球の基本的な観察の方法,臨床的に必要な異常所見,白血球増加症の鑑別を中心に説明する予定である.
02 赤血球系の評価 −赤血球系の数的,質的評価法−
下田哲也 / 山陽動物医療センター(岡山県) 26日(土)10:40-11:50 宴会場階〈鳳凰 東〉
血液検査では赤血球系,白血球系,血小板系の各血球の数的評価すなわちCBCに加え血液塗抹標本の観察による細胞の形態的評価が重要であり,血球の形態により多くの情報が得られる.特に貧血の鑑別診断では赤血球の形態的観察が最も重要である.
03 これでわかる骨髄細胞の見方
石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都) 26日(土)13:30-15:00 宴会場階〈鳳凰 東〉
プログラム協賛:アイデックス ラボラトリーズ(株)
骨髄細胞は種類が多く,系統的な見方を取り入れない限り,混沌とした中で物を考えることになり,混乱する.骨髄細胞の同定の方法は,常に見慣れた血液中に見られる細胞から始めて,順次幼若なものに目を向けるようにすればわかりやすい.骨髄を検査するからには一定の目的がある.その目的に沿って所見を集めればよい.その目的とは,末梢血にみられる変化で,末梢血だけでは原因が明らかでないものを,骨髄を見ることで知ろうとすることである.そのためには,細胞充実性,造血細胞の成熟,異常細胞,貯蔵鉄を系統的に評価する.
04 獣医学における血液凝固のメカニズムと検査の意義について
菊池匡芳 / (株)エイアンドティー 26日(土)15:20-16:30 アーケード階〈麗 前室〉 プログラム協賛:(株)エイアンドティー
血液凝固検査は外科的な手術などの処置の前に出血症状や血栓傾向を検出する目的で行われるのが一般的だが,スクリーニングとしての重要性が昨今話題となっている.主に,肝機能のスクリーニング検査,遺伝的な凝固因子欠損症の検出,病理組織診における出血・止血管理などが挙げられる.このことから,院内に血液凝固検査機器を導入することで,迅速で少量の検体による検査が可能になり,診断に有用な検査データを得られるメリットが生まれる. 2005年10月に発売を開始した動物用血液凝固分析装置CG02V, COAG2Vは国内で唯一,農林水産省の認可を取得した動物病院向けの臨床検査機器である.動物種として犬,猫の血液凝固検査が可能であり,獣医師だけでなく,動物看護士(VT)でも容易に取り扱える操作性を有している. 本セミナーでは,血液凝固機構のメカニズムや血液凝固検査の意義や,CG02V, COAG2Vの基礎データのみならず,導入施設における運用方法や,臨床症状を呈さない患者について血液凝固検査が,診断に有用であった症例などを紹介する予定である.
05 顕微鏡レクチャー:血液形態の見方
下田哲也 / 山陽動物医療センター(岡山県) 26日(土)15:30-16:40 宴会場階〈鳳凰 東〉 機材提供:(株)AVS(OLYMPUS)
汎血球減少症の原因の多くは骨髄造血異常に伴うもので,いろいろな病態が存在する.鑑別診断には骨髄検査が重要である.
06 顕微鏡セッション −細胞診
平田雅彦 / アイデックス ラボラトリーズ(株) 26日(土)17:30-18:40 宴会場階〈鳳凰 東〉
プログラム協賛:アイデックス ラボラトリーズ(株)[ナイトプログラム]
貯留液には腹水,胸水,関節液,脳脊髄液,尿,組織内貯留液があり,評価の方法やその目的は異なっている.これらの貯留液は沈渣塗抹を作れば,その原因が分かるというものではなく,まず,その貯留液にあった検査法を行う必要がある.今回,それぞれの貯留液が得られた場合,行わなければならない検査項目や細胞診の評価の方法を説明する.
07 人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −臨床病理学
石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都) 27日(日)10:20-11:50 アーケード階〈舞 前室〉
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制
08 これは誤診です!(キッパリ)
石田卓夫 / JBVP会長,赤坂動物病院(東京都) 27日(日)13:30-15:00 宴会場階〈edo〉
プログラム協賛:アイデックス ラボラトリーズ(株)
無知がもとで起こる誤診は問題外である.勉強を積むしかない.あるいはわからない症例は誰かに相談あるいは紹介するべきである.勉強をよくしている獣医師に特徴的に起こる誤診がある.ここでは,そのような症例をもとに解説する.誤診の起こるメカニズムの一つは,検査データの過信である.ここには単なる過信と,その検査の感度と特異性が100%であると信じてしまう無知が混在している.そのような誤診を避けるためには,症例の臨床像というもの,自分の見た臨床所見を大切にすることである.逆に,教科書的な記載を丸暗記して,こうでなければこの診断ではないと言い切ってしまう誤診もある.生物学には100%も0%もないことを知っておくべきである.もう一つのメカニズムは思い込みである.ある病気を思い込み,検査データの都合のよい部分だけを,その病気に当てはめてしまう.このような誤診を避けるためには,すべての可能性から一つの診断を見つけていくといった科学的手法が必要である.
■薬理学
バイトリルシンポジウム −小動物臨床分野における抗菌薬使用を考える−
片岡 康 / 日本獣医生命科学大学 Joy Olsen / ドイツ・バイエルヘルスケア社(GER) 26日(土)12:00-15:00 宴会場階〈edo〉 プログラム協賛:バイエル薬品(株)
[ランチョンセミナー]定員200名 事前申込み制
■エキゾチックアニマル医療
01 人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −エキゾチック ア・ラ・カルト 受講者のリクエスト10題に答えます−
霍野晋吉 / Exotic Pet Clinic(神奈川県) 26日(土)15:20-16:50 アーケード階〈舞 前室〉
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制
02 フェレットの副腎疾患 −発生,症状,病理,動画での手術紹介,治療−
霍野晋吉 / Exotic Pet Clinic(神奈川県) 26日(土)17:20-18:30 宴会場階〈edo〉 [ナイトプログラム]
フェレットには副腎疾患が特異的に多発する.臨床の現場でもよく遭遇する1疾患であり,脱毛,?痒,陰部腫脹,排尿障害と多岐にわたる症状がみられる.原因は副腎皮質の細胞の過形成や腫瘍性変化であり,それらに対応するには,フェレットの発情形式や内分泌軸を熟知していなければならない.検査方法も全身的に評価を行う必要があり,最終的には外科的な対応も必要になってくる.保存的治療である内科療法も個々の症例によって異なり,病態を把握して対処する必要がある.
03 鳥の臨床現場ですぐに役立つ! 非侵襲性検査からの診断と治療 −鳥の観察編−
小嶋篤史 / 鳥と小動物の病院 リトル・バード(東京都) 27日(日)15:20-16:30 宴会場階〈鳳凰 中〉
鳥は保定によっても侵襲性が加わる.保定前の鳥の観察(鳥の様子,異常音,羽,顔,嘴,爪,脚など)から得られる疾病徴候の解釈と,予測される疾病の診断と治療について紹介する.
04 鳥の臨床現場ですぐに役立つ! 非侵襲性検査からの診断と治療 −排泄物の観察編−
小嶋篤史 / 鳥と小動物の病院 リトル・バード(東京都) 27日(日)16:50-18:00 宴会場階〈鳳凰 中〉
水分の多い便は多尿であることが多い.巨大便には発情,綺麗好き,メガクロアカ,消化不良が含まれる.粒便は砂嚢の異常.便の濃緑色化は,絶食,溶血,高脂肪食が原因となる.黒色便は,胃出血など血液由来,黒色物摂食に分かれる.白色の便は消化不良によって生じる.便の赤色化は餌あるいは血液が由来.便臭は芽胞菌,カンジダが原因となる.尿酸の赤・緑・黄色化は溶血や内出血,緑・黄色化は胆管−肝障害の徴候.多尿は病的・生理的なものに分かれる.検便からは,寄生虫,真菌,細菌,消化など様々な評価が可能である.
05 うさぎの下痢
斉藤久美子 / 斉藤動物病院・さいとうラビットクリニック(埼玉県,東京都) 27日(日)16:50-18:00 アーケード階〈翔〉
うさぎの下痢は腸管の運動性が低下した状態で起っていることが多い,うさぎの慢性下痢に対してはまず食事内容の改善を徹底して行う.それでも改善がみられなければ,メトクロプラミドなどにより腸管うっ滞の改善をはかる.急性下痢には徹底した原因療法と支持療法を行うが,重症例は予後が悪いので,あらかじめ家族に理解を求める必要がある.
■しつけ
人数限定セミナー:ここでしか聞けないとっておきの獣医学 −しつけ
村田香織 / もみの木動物病院(兵庫県) 26日(土)17:10-18:40 アーケード階〈舞 前室〉
[人数限定セミナー]定員10名 参加費5,000円 事前申込み制[ナイトプログラム]
■インフォームドコンセント
インフォームド・コンセント談話会@JBVP2009 −犬のリンパ腫:ご家族からのどんな質問にもキチンとお答えするための攻略集−
座長:竹村直行 / 日本獣医生命科学大学 小林哲也 / 日本小動物医療センター付属日本小動物がんセンター(埼玉県)
27日(日)15:20-17:20 宴会場階〈芙蓉 東〉 プログラム協賛:大日本住友製薬(株)
今回の談話会では,犬のリンパ腫についてご家族から頻繁に受ける下記の質問集に対し,筆者が実践しているインフォームドコンセントをご紹介する. 1. 先生,癌だなんて嘘でしょう? この子はまだ若いのですよ 2. なぜ,うちの子に限ってリンパ腫になるのですか? 3. この子はご飯もよく食べるし,とても元気なのにリンパ腫なのですか? 4. この子のリンパ腫はかなり進んでいるのですか? 5. この子のリンパ腫は治らないのですか? 6. リンパ腫の治療をしなければ,寿命はあとどれくらいですか? また,治療をしたら,どれくらい生きられるのですか? 7. 各化学療法プロトコールの特徴を教えてください 8. リンパ腫が再発したらもうダメですか? 9. もっと安価な治療法はありませんか? 10. 副作用はイヤ,でもこの子には長生きしてもらいたいです 11. この子には何を食べさせたらよいでしょう? 12. 化学療法中のワクチンはどうしたらよいですか?
■経営学
動物病院開業セミナー
西川芳彦 / (株)メディカルプラザ 26日(土)19:00-20:30 アーケード階〈舞 前室〉 プログラム協賛:(株)メディカルプラザ [ナイトプログラム]
動物病院の過密性については地域間格差,病院間格差が大きいことから,今後開業する場合の大きな問題になることはない.獣医大学卒業後の動物病院の就職先の選定からはじまり,開業への早期プラニングと目標設定によって,開業後の業績格差はますます大きくなる傾向になる.開業準備の上では事業計画の作成と立地選定についての知識を身につけることが大切であり,今後は,動物病院の事業承継による開業という選択肢も考慮して広く情報を集める必要がある.
01(しつけ) 成長期に見られる犬の問題行動の予防と対処法 −今 看護士がすべきこと−
村田香織 / もみの木動物病院(兵庫県) 25日(金)14:50-17:30 アーケード階〈麗〉 プログラム協賛:(株)ビルバックジャパン
犬の問題行動は子犬の頃からその兆しが見られ,成長とともに悪化する場合が多い.成犬になってカウンセリングに来た時にはすでに望ましくない行動が定着していることも多く,そのような場合には完治は困難となる.最も大切な事は問題行動の予防であり,またできるだけ早い段階で問題行動の治療を行うことが成功の鍵となる.
02(眼科) わかる! 話せる! ケアできる! どうぶつ眼科学 −眼科検査,保定,点眼薬と手遅れにしないための病気の見つけ方−
小林一郎 / どうぶつ眼科 Eye Vet(東京都) 25日(金)18:10-20:55 アーケード階〈麗〉[ナイトプログラム]
今日わかって,明日から話せる!『どうぶつ眼科学』.眼科検査,保定や点眼薬について教科書からは学べないことをわかりやすく解説します.また,どうぶつ眼科ではVTにしかできないことやVTがすべきことがあり,今回のレクチャーでは事例を交えて紹介します.
03(クリティカルケア) 救急医療ABC −その場の管理−
岡野昇三 / 北里大学 26日(土)08:40-09:50 アーケード階〈舞〉
救急医療では,様々な疾患に対して迅速で正確な対応が要求される.そのため,適切な判断や処置が行えるように,救急患者の特徴や対応方法を理解することが必要である.さらに,救急患者で最も緊急対応が要求される心肺停止動物に対しては速やかに心肺蘇生を実施しなければ命を助けることができない.そこで,救急医療で必要な対応について心肺蘇生法を含めて解説する.
04(クリティカルケア) 救急医療ABC −回復期の管理−
岡野昇三 / 北里大学 26日(土)10:10-11:20 アーケード階〈舞〉
救急医療では,様々な疾患に対して迅速で正確な対応が要求される.そのため,適切な判断や処置が行えるように,救急患者の特徴や対応方法を理解することが必要である.さらに,救急患者で最も緊急対応が要求される心肺停止動物に対しては速やかに心肺蘇生を実施しなければ命を助けることができない.そこで,救急医療で必要な対応について心肺蘇生法を含めて解説する.
05(エキゾチックアニマル医療) ハムスターの飼育 −基本飼育と不適切な飼育によっておこる好発性疾患−
霍野晋吉 / Exotic Pet Clinic(神奈川県) 26日(土)08:40-09:50 アーケード階〈麗〉
ハムスターの生物学的?身体学的特徴や基本飼育方法などを解説する.ハムスターは地中生活を営むげっ歯類であり,ゴールデンハムスター,ジャンガリアンハムスターなどが有名である.種類によっても身体的特徴や性格が異なり,その取扱にも注意を払う.愛玩動物として飼育する上で,実験動物と異なり,動物側要因のみならず,飼育者の考えを取り入れなければならない.ケージ,餌容器や給水器などの基本セット以外に,回し車や玩具などの運動不足解消やフラストレーション解消のためのグッツも取り入れて飼育する.これらが,ハムスターの生理学的-身体学的特徴から外れたセットで飼育することで,様々な事故や疾病に罹患することがある.ハムスターおよび人間にとって最適,かつ最善の飼育法を考えてみる.
06(エキゾチックアニマル医療) モルモットの飼育と疾病 −分類,品種,飼育,疾病,検査−
霍野晋吉 / Exotic Pet Clinic(神奈川県) 26日(土)10:10-11:20 アーケード階〈麗〉
モルモットの分類,生物学的-身体学的特徴,基本飼育方法,および代表的な疾病,検査や治療方法を解説する.モルモットはげっ歯類の中でも特殊化したグループであり,実験動物では多様に扱われており,様々なデータが得られている.しかし,愛玩動物として飼育する上では,実験動物と異なり,動物側要因のみならず,飼育者の考えを取り入れなければならない.さらに,感染実験や毒性実験が主体である実験動物に対して,愛玩動物として腫瘍性疾患や代謝性疾患(内臓疾患)が多発する.発生する疾病傾向も異なることから,それらの飼育法や治療法なども,独自に考えて行わなければならない.
07(外科) 手術を成功に導くために!
太田亟慈 / 犬山動物病院(愛知県) 26日(土)13:20-16:00 アーケード階〈舞〉
外科手術を成功に導く為には手術中だけではなく術前・術後のケアは必須です.また各症例に対応して様々な準備をしなくてはいけません.動物の状態を把握,そして麻酔方法や手術方法の選択,その後のケアなどのスケジュールも獣医師と共に決めておく必要があります.内容を把握することでVTはスムーズに役割を進行することができます.
08(臨床病理) 血液塗抹の作成と観察
平田雅彦 / アイデックス ラボラトリーズ(株) 26日(土)13:20-16:00 アーケード階〈麗〉
血液塗抹を観察する上で最も重要なことは,良い血液塗抹を作成することである.良い血液塗抹標本を作製することはそれ程難しいことではなく,正確な手順を踏んで行えば,誰でも作成することができる.一番重要なことは良い標本と悪い標本の区別ができることであり,悪い標本での観察は専門家でも間違えることがある.今回,血液塗抹の作成および血液塗抹を観察する上で必ずみなければならない,赤血球,白血球および血小板の異常所見を説明する.
09(救急医療) トリアージ / 治療優先順位の選別(外来,入院)
竹内和義 / たけうち動物病院(神奈川県) 26日(土)16:40-17:50 アーケード階〈舞〉
トリアージとは治療の優先順位の選別を意味する.動物病院の日常業務においては,外来や入院だけでなく電話の対応時においてもトリアージが発生する.クライアントはVTに対して自分のペットに関する様々なアドヴァイスを要求してくる.このような状況でVTは短時間で動物に関する様々な情報を確認する能力を身につけ,更に適切なアドヴァイスを提供する必要がある.会話や電話上の質問で得られた情報から,もしその動物が救急状態であると判断された場合には,適切な診療科への誘導,準備,獣医師への連絡を確実に行うことがトリアージ・ナースの仕事である.したがって,トリアージ・ナースは医療の必要性に応じて治療の優先順位を適切に判断する業務を受け持つ有能なVT(看護士)のみに与えられる名誉ある職責である.
10(細菌) 細菌感染症と検査法
片岡 康 / 日本獣医生命科学大学 26日(土)16:40-17:50 アーケード階〈麗〉
11(歯科) 誤解されやすい口と歯の病気とその予防
戸田 功 / とだ動物病院(東京都) 26日(土)18:10-19:20 アーケード階〈舞〉[ナイトプログラム]
デンタルケアや歯科疾患について,家族は世間的な常識や自分の偏った知識に基づき,一部誤ったことを行っている場合がある.家族のみならず,動物病院においても,見過ごされている可能性がある.動物病院のスタッフ自体も,間違えやすい歯科疾患に注意し,歯周病を正しく理解し,家族に正しいデンタルケアを指導する必要があると思う. 今回のVT向け講演では,そのような間違えやすい歯科疾患のポイントについて講演する.他の獣医師向けの講義などと合わせ,総合的に講義を構成しているため,予防歯科処置についてはVT向けのエキスパート編,歯周病のメカニズムなどは獣医師向けランチョンセミナー,間違えやすい歯科疾患は獣医師向け講義で説明を行う.そちらも併せて受講してもらいたいと思う.
12(歯科) 歯科処置の実際
戸田 功 / とだ動物病院(東京都) 26日(土)19:40-20:50 アーケード階〈舞〉 [ナイトプログラム]
犬猫で一番多い歯科疾患は歯周病である.歯周病は,若い頃からの正しいホームデンタルケアと定期的な動物病院での予防歯科処置により,かなりの割合で予防できるはずである.実際に人において,歯周病予防の考えが進んでいるスウェーデンでは,ほとんどの人が歯周病やカリエスの問題がみられない状況になっている.これは人々の意識改革を進めてきた結果である.獣医歯科においても,動物病院のスタッフから意識を変え,家族にデンタルケアの必要性を教育していく必要がある. この講義では,実際の歯周病への処置を簡単に紹介する.他の獣医師向けの講義などと合わせ,総合的に講義を構成しているため,「誤解されやすい口と歯の病気とその予防」はVT向けのベーシック編,「歯周病のメカニズム」は獣医師向けランチョンセミナー,「間違えやすい歯科疾患」は獣医師向け講義で説明を行う.そちらも併せて受講してもらいたいと思う.
13(リハビリテーション) 始めてみようリハビリテーション −実践へのファーストステップ−
佐野忠士 / 日本大学 26日(土)18:10-20:50 アーケード階〈麗〉 [ナイトプログラム]
近年,獣医学領域においてもリハビリテーションの重要性が広く認識されてきており,実際の症例に対し実施されている施設も増加しつつある.整形学的および神経学的疾患をはじめとする様々な疾患に対しリハビリテーションが行われるが,その方法に一定のマニュアルのようなものはなく,実施の際の基本的考えをまとめたクリティカル・パスが存在するのみである.このクリティカル・パスに基づき個々の症例ごとのリハビリテーションプログラムを作成し,さまざまな治療モダリティーを用いてリハビリを開始するが,同じ重症度で同じ治療が施された同じ疾患であっても,リハビリへの反応すなわち機能回復に要する時間や回復の程度は一つとして同じものはなく,リハビリテーションはプログラムの立案から実施,修正の全てがオーダーメイドで進んでいくものであることを理解しなければならない.
14(クリティカルケア) 麻酔のモニタリング
今井彩子 / 日本動物高度医療センター(神奈川県) 27日(日)08:40-09:50 アーケード階〈舞〉
全身麻酔中に患者の生体情報を感知し,表示するモニター機器は,現在の小動物臨床で広く使用されている機械である.これらの機械は我々が五感でとらえることのできない情報を感知して知らせてくれるため大変に有用であるが,その性能を有効に利用するためにはその装着の仕方が正しくなければならず,またその数値の解釈も正しく行われる必要がある.本セミナーは,現在小動物臨床で使用されているモニター機器について,実際的な装着方法から日頃よく出会う現象を例にあげて,正しい数値の解釈の仕方を学ぶことを目標とする.
15(クリティカルケア) 痛みの評価
今井彩子 / 日本動物高度医療センター評価(神奈川県) 27日(日)10:10-11:20 アーケード階〈舞〉
小動物臨床の場において,動物が痛みを感じている状況に遭遇することは大変多い.しかしながら痛みは,その存在自体が家族からの主訴でなければ,痛みの存在が明白な手術後でさえも気づかれていないことがしばしばある.持続的な痛みの存在は,傷の治癒を遅らせ,食欲の低下を起こし,また,神経システム自体を変化させて痛みの増幅を起こすなどして生活の質の大きな低下につながるため,早く気づいてそして対処することが必要である.本セミナーでは,明日からの臨床に役立つような痛みの評価の方法について検討し,その痛みに対する対処法を学ぶことを目標とする.
16(しつけ) パピーパーティー,パピークラス −開催する側に求められる知識とスキル−
矢崎 潤 / JAHA認定 家庭犬しつけインストラクター 27日(日)08:40-11:20 アーケード階〈麗〉
17(栄養学) 動物看護に必要な栄養学の基礎
草野道夫 / くさの動物病院(埼玉県) 27日(日)13:20-14:30 アーケード階〈舞〉
栄養素はエネルギーになる・身体をつくる・身体の調子を整えるという働きをする.脂質,蛋白質,糖質,ミネラル,ビタミンを5大栄養素と呼び,欠かせないものである.犬は雑食性,猫は肉食であり,食性の違いが栄養学に関しても差異をもたらしている.必要栄養要求量を計算し,あげる食事量を求めることができる.
18(動物看護学) 動物看護士のお仕事
竹中晶子 / 一般社団法人 日本動物看護職協会 27日(日)13:20-14:30 アーケード階〈麗〉
高度化・多様化してきている獣医療において動物看護士(動物看護職)の役割は必要不可欠となってきている.動物看護の業務に誇りを持ち,専門職としての位置付けに向け,動物看護学の学問的体系の確立と業務の質の向上を目的としていかなければならない.初心に帰り,日毎の業務について再確認し,看護学等多くの学問を学ぶことを第1歩としていく必要がある.また,ご家族とよりよい関係を築くことでよい社会づくりに貢献し,ご家族から頼れる存在になることが必須となっている.動物看護職の重要性が社会に認識されることで資格化制度につながっていくため,今一度動物看護士同士,自分達の未来について真剣に向き合っていく必要がある.
19(皮膚病) 正しいシャンプーの使い分けと使用方法
関口麻衣子 / (株)プロキオン 27日(日)14:50-17:30 アーケード階〈舞〉
20(循環器) 心臓病のいろは
若尾義人 / 麻布大学 27日(日)14:50-17:30 アーケード階〈麗〉
犬や猫の心臓病にはいくつかの種類があるが,それぞれの心臓病には血液の流れ(血行動態)に相違が見られ,その血液の流れの相違と心臓に対する負担(負荷)が心臓病の重症度に関係する.したがって,重症度の高い心臓病患者に対する看護では,興奮させずに出来る限り心臓に負担をかけない楽な姿勢をとらせるなどの,対応が必要である.
21(歯科)ホントは怖い歯周病! 正しいデンタルケアのすすめ口腔内ケア用ガムにおける有用性および安全性に関する評価検討についての報告 ※Vet歯科学02と共通
戸田 功 / とだ動物病院(東京都
デンタルケアや歯科疾患について,家族は世間的な常識や自分の偏った知識に基づき,一部誤ったことを行っている場合がある.家族のみならず,動物病院においても,見過ごされている可能性がある.動物病院のスタッフ自体も,間違えやすい歯科疾患に注意し,歯周病を正しく理解し,家族に正しいデンタルケアを指導する必要があると思う. このランチョンセミナーでは,歯周病のメカニズムとホームケアについて講演する.他の獣医師向け,VT向けの講義などと合わせ,総合的に講義を構成しているため,「ホームケアについて」はVT向けベーシック編,「歯科処置の実際」についてはVT向けのエキスパート編,「間違えやすい歯科疾患」は獣医師向け講義で説明を行う.そちらも併せて受講してもらいたいと思う.
口腔内ケア用ガムにおける有用性および安全性に関する評価検討についての報告
濱野 幸 / (株)DHC) 26日(土)12:10-13:10 アーケード階〈麗 前室〉
プログラム協賛:(株)DHC [ランチョンセミナー]定員50名 事前申込み制
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